男性薬剤師のための転職アドバイス



現在の日本で薬剤師の男女比率は、男性3:女性7という割合です。男性薬剤師は少数派の存在ですが、転職を考えたときにどのような点に注意すればいいのでしょうか?

男性薬剤師が将来設計を考えた転職先の見つけ方や、選択肢の種類、転職に際して気を付けたいことなどについて、多角的な視点からのアドバイスを紹介します。


男性薬剤師が転職を成功させる5つのポイント



薬剤師として就職したが職場に不満がある、現在の職場に不満はないが物足りない、新たな可能性を求めて勤務先を移りたい等々、転職にはさまざまな理由や目的があります。

「何となく飽きたから」「別のところで働いてみたい」というのでは転職を成功させることはできません。転職を成功させるには次の5つのポイントを押さえておきましょう。

  • (1) キャリアプランを明確にする
  • (2) ライフプランとリンクさせる
  • (3) 業界研究・企業研究を行なう
  • (4) シビアな自己分析を怠らない
  • (5) 転職先はトータルに検討する

以上の転職を成功に導くための5ポイントについて、詳しくアドバイスしていきます。


(その1)キャリアプランを明確にする


転職成功に不可欠なキャリアプラン

キャリアプランとは、自分自身の仕事に関して「将来どんな仕事をしたいか」「どんな職場で働きたいか」「どんな役職に就きたいか」などの計画を立てることをいいます。

薬剤師の就業先としては調剤薬局・ドラッグストア・病院やクリニック・企業などが主ですが、業務内容や果たす役割には違いがあります。現在の就業先がどのような分野であれ、薬剤師資格があれば転職が可能な職種について可能性を模索してみてください。

仕事内容や昇進、年収も重要ポイント

さらに、転職先ではどんな業務を担当したいのか、年収はどのくらいを希望するのか、管理職への昇進を視野に入れているのか等の目標を立てておくことも重要です。

例えば調剤薬局で管理薬剤師になる、ドラッグストアで店長になる、病院の調剤部で部長になる、製薬会社でMR職としてナンバーワンになるといった目標でもいいでしょう。

管理薬剤師は医薬品を取扱う職場では不可欠な存在であり、薬局やストアだけでなく医療機関でも募集しているケースが少なくありません。高年収が期待できる職種ですので選択肢に入れてみるという方法もあります。

キャリアプランの明確化で転職成功へ

その目標を達成するために何をすべきか、どのような求人先に転職すべきか、転職後にどんな努力をしてくべきかという計画を立てるのがキャリアプランを明確にするということです。

もちろん目標は大きくても構いませんが、実現の可能性を考慮しなければなりません。10年後の自分の姿を想像し、どんな可能性があるのかを具体的にイメージしてみましょう。


(その2)ライフプランとリンクさせる



キャリアプラン(仕事関連の計画)とライフプラン(人生計画)は切り離して考えることはできません。男性薬剤師であれば基本的に定年年齢(60~65歳)までは働くと仮定したうえで、結婚や子育て、マイホームの取得、両親の介護などのライフプランを立てておく必要があります。

転職前に優先順位を決めておく

ライフプランとキャリアプランをリンクさせて考える際にポイントとなるのが、「仕事のやりがい」「収入(給料)のレベル」「働きやすさ」の3点です。

仕事のやりがいを優先するか、家族を扶養すると考えて収入を優先するか、家族との生活を考慮して働きやすさを優先するか等、考え方はさまざまです。

すべてを兼ね備えた転職先があればベストですが、そうでない場合も予想して優先順位を決めておきましょう。


薬剤師の勤務先で最も平均年収が高いのはドラッグストアですが、仕事のやりがいという点では物足りなさがあったり、残業や休日出勤が多いというデメリットを感じる人もいるようです。

調剤薬局はストアに比べて年収アップの幅は低いものの、残業が少なく休日出勤はほとんどなく働きやすいというメリットがあります。その他の転職先にもそれぞれ一長一短があり、ライフプランとリンクさせて何を優先して考えるかを検討してみてください。


(その3)業界研究・企業研究を行なう



キャリアプランを明確にするという項目と深い関係があるのが、業界研究や企業研究を行なうというポイントです。薬剤師の転職先といっても、調剤薬局とドラッグストア、病院やクリニック、製薬会社などの企業では業界が異なります。

業界によって給与水準も従業員の待遇も違えば、これから伸びていく分野なのか、将来性はどうなのかといった点も違ってきます。

業界研究は今後の伸びに注目

調剤薬局業界は日本全国の店舗数5万超とコンビニを超える数を誇り、高齢者人口の増加によって需要の伸びが予想されています。ドラッグストアの店舗数は1.8万弱で総売上高は伸びているものの、今後はM&Aによる規模の拡大が進んでいくと予想されます。

製薬業界は再編・統合・買収が進んでいるのは周知のとおりですが、海外メーカーの強さに対抗するためにもこの動きが益々加速していくでしょう。

企業研究は実際に足を運んで

転職を成功させるためには企業研究も必要です。企業の公式サイトを閲覧したり、近隣で評判をリサーチするなどして情報収集を行なってください。

実際に店舗に足を運んで店舗スタッフに商品について質問したり、商品を購入してみるというのも良い方法です。転職サイトを活用してリクルーターから情報を得るというのも効率的な方法でしょう。


(その4)シビアな自己分析を怠らない



薬剤師の転職は売り手市場とよくいわれています。需要と供給の関係からすると売り手市場であることは事実ですが、やはり人気の求人は競争率が高いのも事実です。

より条件のいい求人先に転職するには、自分の強み(ストロングポイント)を明確にしておく必要があります。自分は何に強いのか、どんな点に強みがあるのかを分析しておきましょう。

ストロングポイントを活用しよう

自己分析をシビアにしておくと自分に適した転職先が見えてきます。薬剤師として「調剤業務に自信がある」「薬局でお客様とコミュニケーションするのが得意」「調剤だけでなく一般商品を販売するのも好き」「企業マンとして営業先でクライアントに接するのが得手」など、強みを活かした転職は成功しやすいものです。

既存の転職先以外にも目を向けよう

逆に不得手なジャンルであれば、年収が高くても無理して転職しないと考えることもできます。給料やポジションは勤続年数が長くなるにつれて変化するもので、転職時のデータだけで決めるのは早計な部分があるからです。

自己分析だけで判断できない場合は、新しい薬剤師の職場である高齢者施設や介護関連施設、独立して薬局開業などを視野に入れてみてもいいかもしれません。


(その5)転職先はトータルに検討する



転職を検討する場合、多くの人がポイントにするのが「仕事内容」「給料」「人間関係」だといわれています。仕事内容については求人先の企業リサーチで事前に把握しておき、分からない部分は転職サイトのリクルーターなどから情報収集すると効率的です。給料に関しては転職時の金額だけでなく昇給率なども考慮に入れておきましょう。

薬剤師には性別による年収差がある

男性薬剤師の平均年収は約590万円と女性薬剤師の約494万円と比較すると1.2倍程度高くなっています。ただし月間の超過勤務時間数も女性薬剤師は平均10.3時間であるのに対し、男性は12.6時間と1.2倍程度長くなっている点にも注目しておく必要があります。

年収が高い転職先=残業が多いと決まったわけではないものの、単に給料の金額だけで選ぶと、お金はあるがプライベートな時間が少ないという結果になることもあるわけです。

仕事内容ややりがい、年収や昇給率、働きやすい環境といった諸条件をトータルで検討するのが転職を成功させるカギといえるでしょう。



以上、男性薬剤師が転職を検討する際に考えるべきポイントについて見てきましたが、いかがだったでしょうか?転職を100%成功させる方法なんて存在しませんが、上で挙げた分析を進めることで、失敗する確率をある程度下げることはできます。

とはいえ、忙しい毎日の合間をぬって転職活動やその準備をするのは、精神的にこたえます。そしてオススメしたいのが、薬剤師専門の転職支援サイトの活用です。


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<男性薬剤師のための転職アドバイスのまとめ>

  • 転職成功のポイントはキャリアプランを明確にすること
  • 長期的な生活設計とリンクさせて考えと上手くいく
  • 業界研究や企業研究も転職には欠かせないポイント
  • 仕事内容や給料、働きやすさも判断の重要な目安になる
  • 転職先はこれらをトータルで考えて検討しよう


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