薬剤師の転職、志望動機はどんなこと書けばいい?



薬剤師が転職しようとする際に履歴書に志望動機を記入する必要があります。志望動機とは「なぜ、この求人先に転職したいのか」という理由ですが、どんなことを書けばいいのか迷う人も少なくありません。

よくありがちな志望動機ではアピール力に欠けますし、かといって本音をストレートに書くと差支えが出てしまうでしょう。

ここでは薬剤師の転職に適した志望動機を書くポイントを説明します。履歴書に使える志望動機の例も多数ご紹介していますので、ぜひ、みなさんの履歴書のご参考にしてみてください。


薬剤師の転職、志望動機を書くポイント



薬剤師の履歴書に記入する志望動機を書くには5つのポイントがあります。

1.この求人先を選んだキッカケを書く
2.この求人先に転職したいと思った理由を書く
3.この職場で自分が何をしたいのかを書く
4.この求人先の業務に活かせる経験やスキルを書く
5.採用された場合の決意と締めの言葉を書く

以上の5つのポイントを意識して志望動機を書くと、自分の気持ちや意欲が求人先に伝わりやすくなります。

志望動機を書く前には自分の考えを整理しておくのが成功のコツです。次に志望動機の作成前に考えておきたい3つのポイントを挙げていきます。このポイントを押さえたうえで、転職成功につながる志望動機を作成しましょう。


志望動機を整理しておく

志望動機を書こうとして迷うのには2つの理由があります。1つめは「志望動機が自分でもよく分かっていない」という場合、2つめは「志望動機はあるが本音を書きにくい」という場合です。

自分でも志望動機がよく分からず求人先を選んでいる人に多いのが、勤務先のイメージや雰囲気にばかり注目しているケースです。


「有名な調剤薬局だから」「雑誌に載っていたから」「友達があそこはいいらしいと言ったから」等の理由で求人先を選ぶと志望動機の記入でつまずくことになります。

2つめの「本音が書きにくい」という人で多いのが、「給料が高いから」「勤務地が買い物に便利だから」等の理由で求人先を決めたというケースです。志望動機は明確ではあるものの、履歴書に書くのには適していません。


転職先選びの基準は人それぞれですが、新しい職場で薬剤師として成功したいなら明確な志望動機を持つ必要があります。

イメージや給料、利便性だけで選ぶと転職後に上手くいかない可能性もあります。求人先選びをする前に、もういちど自分なりに志望動機を整理してみてはどうでしょうか。


志望先の魅力を再確認する



薬剤師が転職する場合、求人先の選び方には2つの面があるはずです。

1つめは「現在の勤務先よりも良い点がある」、2つめは「たくさんの求人先のなかで最も魅力がある」ということです。この2つの面を志望動機のなかに盛り込むと、求人先の担当者にダイレクトに思いが伝わりやすい文章になります。


といっても「今の職場は最悪だけれど貴社は素晴らしい」とか「他と比べて給与も待遇も優れている」等と書くわけにはいきません。自分にとって転職を希望している求人先の魅力とは何なのか、どこに惹かれて転職を決めたのかを再確認してください。

例えば「とにかく今の職場を辞めたい」と転職を決めた人でも、求人先にどんな魅力を感じて選んだかという理由があるはずです。「給与や待遇がいいから」という人でも、単にそれだけで求人先を選んだのではないでしょう。


「評判の良い薬局だから」「女性が働きやすそうだから」「能力次第で活躍できるから」等々、志望先の魅力を再確認したうえで履歴書に書き込む動機を考えましょう。


自分の経験や能力をアピールする

履歴書の志望動機は、求人先への思いや魅力を盛り込むだけでなく、自分の経験や能力をアピールする場でもあります。

「貴社のような素晴らしい職場で薬剤師として活躍したい」といった内容のあとには、「私には○○という経験があり、○○というスキルに自信がある」とアピールする必要があるわけです。


自分をアピールする方法としては、「これまでの薬剤師としての経験や実績」「これまでの職歴で培った能力(知識・スキル)」「職場で協調性を持って働ける自分の性質や人柄の良さ」の3点が挙げられます。

さらに「常に向上心を持って学ぶ姿勢」や「上司や同僚から積極的に良い点を吸収する」「患者さんやお客さんとのコミュニケーション能力」などもアピールポイントになるでしょう。


志望動機を履歴書に書き込む前には、自分にどのような薬剤師としての経験や実績があるのか、社会で働く薬剤師としてどのような長所があるのかを洗い出してみてください。


薬剤師転職、志望動機の例



志望動機の書き方を5つの項目から例を挙げて紹介します。この5つの項目を組み合わせ、自分に適した志望動機を作成することができます。ぜひ志望動機の作成の参考してみてください。

1.求人先を選んだキッカケ

この求人募集に応募しようとしたキッカケを書きます。

【例】
「貴社の説明会に参加させていただき、医薬品の調剤や販売を通してお客様の健康を支える薬局という姿勢に感銘を受けました」
「職場見学をさせていただいた際、貴院の薬剤師のみなさまが医療チームの一員として活躍されている様子を拝見し魅力を感じました」
「店舗を見学させていただいたとき、女性の薬剤師のみなさんがイキイキと働く姿に魅了されました」

2.転職したいと思った理由

この求人先に転職したいと思った理由を具体的に書きます。

【例】
「顧客のみなさんを大切にするドラッグストアとして親しまれている貴店で薬剤師として働きたいという強く思いを抱きました」
「製薬メーカーという新たなフィールドで、これまでの薬剤師としての経験とスキルを活かしていきたいと考えました」
「私の希望と貴社の給与や勤務条件が合っているだけでなく、社員の皆様が協力しあって働く職場という点に強く惹かれました」

3.職場で自分が何をしたいのか

求人先で自分が薬剤師として何がしたいのかを書きます。

【例】
「医薬品だけでなくOTCや一般の商品を含め、お客様の立場になってサポートできる薬剤師として働きたいと考えております」
「医師や看護師のみなさんと連携を取りながら、病気で苦しむ患者さんの身になって信頼関係を築ける薬剤師として仕事をしたいと希望しています」
「高齢化社会を迎えた現在の状況の下、在宅業務に注力されている貴店で患者様のお役に立ちたいと考えました」

4.業務に活かせる経験やスキル

求人募集の内容に沿って業務に活かせる経験やスキルを持っていることを伝えます。

【例】
「調剤薬局では調剤業務だけでなく、服薬指導やOTC販売の経験を積んできました。その経験を活かして患者様の健康つくりをサポートしたいと考えています」
「ドラッグストアでは調剤・販売・健康相談を担当し、お客様一人ひとりに合わせた対応を心掛けてきました」
「県民病院の門前薬局でレセプトをこなしてきた経験を活かし、正確な調剤や丁寧な服薬指導を心掛けていきたいと思っております」

5.採用後の決意と締めの言葉

最後に求人先に採用されたら、どのように働きたいかという決意を述べます。

【例】
「これまでの経験を活かし、常に向上心を忘れず貴社の業務に貢献していきたいと思います」
「薬剤師としての使命を忘れず、お客様の健康と病気からの回復をお手伝いしたいと考えております」
「患者様お一人お一人のニーズに合わせた対応で、薬剤師として貴社に貢献したいという思いでおります」

志望動機のNGポイント

薬剤師が履歴書の志望動機を書く場合、内容に組み入れないほうがいいNGポイントがあります。NGとはNo Good(良くない)という意味で、次のような文章は書かないほうが無難ということです。

「企業理念に共鳴した」

企業理念とは会社のポリシーや方針のことを指します。よく企業の公式サイトなどに記載されているものですが、志望動機に「御社の企業理念に共鳴しました」等と書くのはNGです。安易に「企業理念に…」と書くと、面接で「どんな理念ですか?」「具体的にはどういうことですか?」と質問されるかもしれません。

「貴社で成長したい」

職場は仕事をする場所で、従業員を成長させる場所ではありません。企業は給料というお金を払っている以上、従業員にはしっかりと仕事をしてほしいと考えています。成長するかどうかは本人の心掛け次第で、志望動機としてはNGワードになってしまうのです。

「貴社で成長したい」

「みなさんのご指導を受けて」
これも「成長したい」と同じ理由でNGです。転職してくる薬剤師には即戦力を求めているので、指導しなければならないのでは意味がありません。謙遜のつもりで「ご指導を」と書いても、相手は「本当に使える人なのかな」と不安になります。


薬剤師の転職を成功させる第一歩は、履歴書の志望動機の書き方にあります。希望の求人先に転職するためにも、魅力ある志望動機を書きたいものです。志望動機の書き方に迷ったら、薬剤師専門の転職サイトに相談してみてはどうでしょうか。

薬剤師専門の転職サイトでは、登録者に履歴書の書き方や志望動機の書き方のアドバイスをしてくれます。転職を成功させるためにも、転職サイトを上手に活用してください。

<薬剤師の転職、志望動機はどんなこと書けばいい?のまとめ>

  • 志望動機には求人先を選んだ理由を書く
  • 職場で何をしたいのかを具体的に書こう
  • 仕事に役立つ経験や実績、スキルを記入する
  • 採用後の決意を書いて締めの言葉とする
  • ありきたりな定型文ではなく自分の思いを伝える
  • 自分アピールは具体的に書くと良い効果がある

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