一度は正社員の薬剤師として働きながらも、結婚や出産・育児、家庭の事情などで仕事を辞めてしまう方は沢山います。
その一方で、また働き始めたいと思っても、育児や家事との両立で正社員として復帰するのは難しいと考える方も大勢います。そんな方にオススメなのが、パート・バイトとして薬剤師に復帰することです。
ここでは、より好条件でパート・バイト薬剤師として働くための、薬剤師の求人支援サイトを紹介します。よりよい条件で働くために、これらのサイトを上手く活用して下さい。
パート・アルバイト薬剤師に強い求人サイトは?
- 薬キャリ
- 昨年最も多くの薬剤師に使われた、薬剤師求人支援サイトです。一番の魅力は業界最大級の求人数で、大手企業から地元のドラッグストア・調剤薬局まで幅広に扱っているため、アルバイト求人を見つけやすいのが特徴です。アルバイト薬剤師として働きたい方はチェックしておきたいですね。
- リクナビ薬剤師
- リクルートグループが運営する、薬剤師求人専門サイトです。これまでは転職支援に強いサイトでしたが、最近はパート求人にも力を入れていて、そのブランド力から現在ではパート・バイト薬剤師で最も人気の高い求人支援サイトに成長しました。質の高い求人は他社の追随を許さず、是非登録しておきたいサイトです。
- ファーマキャリア
- 現在、人気上昇中の薬剤師の求人支援会社です。「オーダーメイド」求人と言われる当社独自のシステムで、薬剤師の希望を細かくヒアリングした上で、ニーズにマッチした求人先を紹介します。まだ知名度はそれほどでもありませんが、今後伸びが期待できる会社です。パート求人をお探しの方は、登録しておいて損はないでしょう。
- ファルマスタッフ
- 調剤薬局グループが運営する薬剤師求人支援サイトです。最大の魅力は、薬剤師業界に精通している強みを活かして、優良の求人先を数多く確保していることです。求人数は自体は他社とそん色ないですが魅力的な非公開案件も多く、できればチェックしておきたい一社です。
- 薬剤師転職ドットコム
- 医療系求人大手メディウェルが運営する薬剤師の求人支援会社です。薬剤師転職に強い会社ではありますが、パート案件にもそれなりに強いです。未公開求人を多く抱えているため、ここでしか見つからない求人も多数あります。利用者からの評判もよく、利用者満足度は約96%です。
アルバイト薬剤師の求人活動、注意点は?
1.求人先として多いのは、ドラッグストア
薬剤師の活躍の場所は実に多様です。
病院から調剤薬局、ドラッグストア、企業、保健所、省庁などです。ですが、アルバイト薬剤師の求人先として圧倒的に多いのがドラッグストア、次いで調剤薬局です。
求人先が多ければ、自宅から近い職場が見つかる可能性も高いですし、勤務時間・日数の都合がつく職場が見つけやすくなります。
薬剤師の過剰問題は以前から叫ばれていますが、2013年現在、地方でも都心でも薬剤師の数は不足しているのが現状です。
そのため、ドラッグストアの時給はかなり高単価です。パート・バイトの求人先で何を重視するかは人それぞれでしょうが、仕事の中身さえ問わなければ、現時点ではかなり美味しい職場、ということは知っておいてよいでしょう。
ただ、本当に優良な求人先は(ドラッグストアに限らず)非公開の場合も多いので、薬剤師の求人サイトに登録しておかないと、そうした情報に接することさえできない点は覚えておいてください。
パート・バイト薬剤師に強い求人サイトは?
2.バイトで働く以上、折り合いも必要
以前、調剤薬局で正社員で働いていた方が、パートとしてドラッグストアで働き始めると、軽いカルチャーショックを受ける方が時々いらっしゃいます。
理由は簡単で、調剤薬局とドラッグストアで、薬剤師としての役割がかなり異なるからです。
調剤薬局では調剤と薬の説明が主な仕事ですが、ドラッグストアでは資材の積み下ろしや商品の陳列といった仕事を請け負うこともありえます。
「薬剤師としての自分のプライドが許さない」と考えてしまうと、ドラッグストアの仕事は難しいかもしれません。
このあたりは、どの程度まで自分の中で折り合いを付けられるか考える必要があります。
3.高収入は院内薬局、精神科の調剤薬局
パート・バイト薬剤師で高時給のお仕事ですが、特に時給を高めに設定しているドラッグストア・調剤薬局を除けば、院内薬局の仕事や精神科のお薬の調剤が高単価のお仕事です。
ですが、ご想像の通り、これらの求人数は非常に少ないのが現状です。
これらの仕事が一般に募集されることはまずないので、これらの仕事を希望される方は、薬剤師の求人サイトに複数登録して、「網を張っておく」必要があります。
パート・バイト薬剤師に強い求人サイトは?
なお、正社員の薬剤師求人に興味のある方はコチラをご覧ください。
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