薬剤師の勤務時間は平均どのくらい?シフトは?

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薬剤師が活躍できる場所には、調剤薬局や病院、製薬会社やドラッグストアなどがあります。

「もっと好待遇の職場はないかな?」、「ルーチンワークではなく、薬剤師として専門性を高めたい!」など、職場の労働環境に不満を感じている人も多いことでしょう。


実は、勤務先の形態によって給与や勤務時間には大きな差があるのです。

そこで今回は、薬剤師の勤務先として代表的な4つの職場について、勤務時間やシフトなどの平均的な労働時間を紹介します。


薬剤師としてスキルアップを目指したい方、子育て中の女性、激務で疲れ果てている方、必見です。


薬剤師の勤務事情

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まずは、薬剤師という職業の平均的な勤務環境を紹介します。あなたの今の職場と比べると、どうでしょうか?

薬剤師の労働時間はどれくらい?

薬剤師の平均的な労働時間は、月に160時間、1日8時間程度となっています。

他の医療職と比べると、比較的残業は少ない職種であると言えそうです。


「そんなワケない!毎日残業ばかりだよ!」という方もいますよね。

この数字、実はちょっとしたカラクリがあることをご存知ですか?

薬剤師の労働時間は法律で決まっている?

薬剤師も労働者ですから、労働時間や賃金などにも法律で定められています。

薬剤師の場合、薬事法と労働基本法が基準であり、「1日8時間、週40時間まで」が基本です。


この辺は一般的なサラリーマンと変わりませんね。

ところが管理薬剤師の場合、この「週40時間」は勤務時間ではなく、「調剤業務など薬事に従事する」時間の上限を定めたものです。


接客や書類作成等は調剤業務ではないため、この40時間には含まれません。

まして管理職扱いとなると、残業代も支給されなくなるケースがほとんどです。


労働時間の法的規制が、形骸化してしまっている薬剤師も少なくありません。

薬剤師であっても雇用契約書や就業規則は存在しますから、今の雇用形態と勤務時間に問題がないのかを確認しておくのがよいでしょう。

<関連記事>:ドラッグストア薬剤師へ転職、求人の落とし穴とは?


シフトor固定?職場ごとの勤務時間

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病院や調剤薬局、ドラッグストアなど、職場によって薬剤師の労働環境は異なります。

それぞれの職場の平均的な勤務時間を紹介しましょう。

調剤薬局での勤務

調剤薬局は、クリニックや病院などの近くにあるのが一般的です。

そのため、基本的にはクリニック等の開院時間に準拠している薬局が大半でしょう。


調剤薬局での一般的な勤務時間は、月~金が9:00~18:00、土曜日は9:00~13:00頃まで、日曜・祝日が休みとなる事が多いようです。

調剤薬局では固定勤務制が一般的で、休日はクリニックに準拠した平日、プラス日曜というケースが多いでしょう。


月~土まで開いている薬局の場合、平日の休日に関してはシフト制となっていることもあります。

他の職場と比べると、労働時間が安定していると言えるでしょう。


残業時間も10時間程度と少なめの薬局が大半です。

ただし、いわゆる「門前薬局」では、クリニックの最終患者の投薬が済むまでは帰宅できない可能性があるので注意してください。


また営業時間が長めの薬局の場合は、完全シフト制を採用しているケースがほとんどです。

正社員で勤務する場合でも、毎日安定した時間帯で働くのは難しいかもしれませんね。

<関連記事>:薬剤師が調剤薬局へ転職する時の注意点は?

ドラッグストアでの勤務

薬剤師に人気の職場の一つに、ドラッグストアがあります。

最近では年中無休・24時間営業のドラッグストアも増えてきました。24時間薬剤師が常駐していることをウリとする店舗も珍しくありません。


そういったドラッグストアでは、薬剤師の勤務も完全シフト制の場合がほとんどです。

特に薬局機能を備えているドラッグストアの場合、一般の調剤薬局が休みとなる日・祝の出勤は必須となっている店舗も多く見られます。


業務内容にはレジや品出しなどが付随する場合も多く、純粋な調剤業務だけを担当する訳ではないようです。

月の残業時間は30時間程度となっており、拘束時間も長くなる傾向があります。


ドラッグストアで固定時間の勤務を希望する場合、パートや派遣社員での雇用を希望するとよいでしょう。

病院・クリニックでの勤務

病院・クリニック内で働く場合、薬剤師は完全シフト制が基本です。ただし病床の有無によって、労働環境が大きく異なります。

外来のみのクリニックの場合、勤務時間は調剤薬局と大きく変わりません。


勤務時間を優先したい場合は、入院患者のいないクリニック選ぶのがおすすめです。

一般的な病院勤務の場合は当直や早番・遅番も担当する必要がありますから、その分不規則な勤務になりがちです。


とはいえ、薬剤師の数が多いのも病院ならではの特徴のひとつ。

調剤薬局やドラッグストアよりも希望休が取りやすいとも言えるでしょう。


当直や夜勤も月に1~2回程度で済む場合がほとんどです。

残業時間の幅も病院によって大きく異なり、残業ほぼゼロな職場から、月に40時間以上という激務な病院までさまざまです。


場所によって労働環境に大きな差が出やすいのが病院勤務の特徴でしょう。

製薬会社(企業)での勤務

勤務時間が一番安定しているのが、製薬会社です。

一般社員と勤務時間に違いはなく、平日9:00~18:00勤務、土日祝を休日とする会社がほとんどです。


薬剤師とはいえ一般企業に雇用されているわけですから、薬剤師だけが特別な勤務シフトになることもないでしょう。

フレックス制を採用している企業も多いので、融通の利きやすい職場でもあります。


製薬会社の場合、業務内容は非常に多岐にわたります。

研究・開発からMR業務など、純粋な患者対応を行う薬剤師とは一線を隔する「特殊な職場」であると言えるでしょう。


ただし業務内容によって、残業の有無は大幅に異なります。研究職では、「連日泊りが続く」という時期があることも珍しくありません。

いっぽう、学術・DI職ではほぼ定時上がりが可能な職場が多いです。


薬剤師の職場で働きやすいのはどこ?

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薬剤師が働きやすい職場を、勤務時間という側面からみ考えてみましょう。

残業が多くハードな職場は?

残業の多さで言うと、病院やドラッグストアは長時間勤務になる傾向が大きくなります。

病院では、調剤以外の雑務や緊急対応も多くなるためです。


また、ドラッグストアは接客業としての要素が多く、人員も多く配置されていません。

患者さん(お客さん)が多くなると、休憩が取れなかったり、中々上がれない場合が多いようです。


プライベートを優先させたい人や子育て中のママにとっては、正社員での勤務は難しいかもしれません。

プライベートも充実させたい!おすすめの職場は?

仕事もプライベートも充実させたい薬剤師さんにおすすめの職場は、調剤薬局や病床のないクリニックです。

勤務時間や出勤日も固定されていることが多く、計画的な勤務も可能です。


混雑する職場でなければ、定時上がりもしやすい傾向があります。

時短勤務やパート勤務などにも積極的で、柔軟な採用を行っている会社が多くあるのも特徴です。


「短時間だけ働きたい」「扶養範囲内で働きたい」といったニーズのある薬剤師さんには特に適していると言えるでしょう。

製薬会社での学術・DI職も、残業が少ないという面ではおすすめです。

<薬剤師の勤務時間は平均どのくらい?シフトは?まとめ>

  • 薬剤師は他の医療職と比べると残業は少なめ
  • 長時間勤務が多いのはドラッグストアや病院勤務
  • 調剤薬局や製薬会社のDI職は残業勤務時間が安定しやすい
  • パートや時短勤務なら、勤務時間に融通が利きやすい

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