パート薬剤師の悩み、人間関係について



パート薬剤師は家庭の都合や個人の考え方によって、正社員(正従業員)ではなくパートで働くことを選んでいます。フルタイムとパートはワークスタイルが違うという以外には、特別な違いといったものはありません。

しかし、実際の職場ではパートとして損な立場に置かれたり、人間関係の悩みで転職や退職を考えざるを得ない人が大勢います。パート薬剤師のみなさんがどんな人間関係の悩みを抱えているのかを探ってみました。


パート薬剤師、人間関係が悪化しやすい理由は?



パート薬剤師が職場で人間関係を悪化させやすい対象は、(1)同僚の薬剤師、(2)上司・店長、(3)お客さん・クライアントの順といわれています。最も多いのは同僚(先輩・後輩含む)の薬剤師で、特に正社員(正従業員)の薬剤師との関係が悪化しやすいようです。

次にパート薬剤師の人間関係が悪化しやすい理由を見ていきます。

1.家庭の都合への無理解

パート薬剤師のほとんどは、結婚や子育て、介護といった家庭の都合でパートタイムの仕事を選んでいます。本来ならフルタイムで自分の能力や経験を活かしたいところ、さまざまな事情でパートタイマーという働き方を余儀なくされていることが多いのです。

しかし職場の同僚薬剤師からは、「中途半端な勤務時間で使いにくい」「現場が忙しいのに時間が来ると帰ってしまう」「残業や早出をしないのはズルい」等と受け取られてしまいがちです。パート薬剤師は「好きで早く帰るわけではない」「最初からの約束なのに苦情を言われる」と困惑するケースも少なくありません。

2.個人の考え方の違い



パート薬剤師のなかには、フルタイム勤務が可能でも「あえてパートを選んでいる人」もいます。その一例が、2カ所以上の職場でWワークをしている人や、ブランク明けでフルタイム勤務に不安を感じている人、パートの方がビジネスライクでいいと考えている人などです。

どのような働き方をするかは個人の考え方次第ですが、それが理解されないと人間関係のトラブルを招く場合が多々あります。特に「正社員薬剤師はパート薬剤師より立場が上」と考えている同僚がいると、何かと風当たりが強くて働きにくい職場になってしまうのです。

3.人手不足の余裕の無さ

薬剤師の職場の多くは慢性的な人手不足です。そのため、パート薬剤師も戦力として期待されており、何らかの理由で期待に応えられないと人間関係が悪化することもあります。よくあるのは「即戦力だと思ったのに実力不足」と判断されたり、「少しくらいは残業してくれると思ったのに断られた」と不満を抱く等の例です。

人手不足で余裕のない職場ではパート薬剤師に過大な期待を抱き、それが叶えられないと風当たりが強くなる傾向があります。これは忙しい職場の弊害ですが、パート薬剤師から見れば不当な扱いをされていると感じるのは当然かもしれません。


以上、パート薬剤師の人間関係が悪化しやすい典型的な例を紹介しました。ほかにも少人数の職場やミスを許さない厳しい上司がいる職場、フルタイムの薬剤師が威張っている職場などで人間関係が悪化しやすい傾向が見られます。


パート薬剤師、人間関係を悪くしない対策は?



パート薬剤師が職場で人間関係を悪化させてしまうと、自分の能力を活かして働くことができにくくなります。そればかりか、仕事に行くことさえ辛くなって退職という結果になる場合もあるので要注意です。

次にパート薬剤師が人間関係を悪くしないための対策を紹介します。ぜひ、「転ばぬ先の杖」として参考にしてみてください。

自分の理解者を見つける

職場の人間関係を円滑にするためには、自分に好意を持っていそうな同僚や、世話好きそうな同僚を見つけて「パートで働く理由」を説明しておくという方法が有効です。「前の職場では正社員だったけれど」「今は○○の都合でパートに」というように、相手に事情を理解してもらう方法です。

もし可能であれば「前は○○薬局で働いていた」「○○病院の正職員だった」というように、フルタイムで勤務していた実績も話しておきましょう。このように事情を話して理解者を作っておくとパートでも働きやすくなります。

勤務条件を明確に伝える



パートの初日に自分の勤務条件を明確に伝えておくという方法です。「出勤日は○曜日と○曜日のみですが…」「勤務時間は○時から○時までですが…」と分かりやすく説明します。さらに「家庭の都合で残業はできにくいのですが」と付け加えておいてもいいでしょう。

職場によってはパート薬剤師の勤務条件が詳しく伝わっていない場合もあり、そこから誤解を招いて人間関係が悪化するケースも見られます。「知っているはず」と思い込まず、自分の口から誤解がないように説明しておく努力も必要です。

感謝の気持ちを表現する

パート薬剤師の場合、出勤日数や勤務時間がフルタイム薬剤師と異なっているケースは少なくありません。だからといって「これは元々の契約(約束)だから当然」という態度を取ると職場の人間関係が悪くなりやすいので要注意です。

勤務条件の関係でフルタイムの薬剤師にサポートしてもらった場合などは、「いつも助けてくださってありがとう」「○○さんには本当に感謝しています」と気持ちを伝えてください。時には感謝のしるしとしてお菓子などのプレゼントをするのも効果があります。

必要以上に気を使わない

パート薬剤師だからといって同僚に気を使い過ぎると、自分が疲れてしまうので注意が必要です。例えば、感謝の気持ちを伝えるのは良いことですが、何かというと「すみません」と謝るのはNGなのでやめておきましょう。

パートの契約で早い時間に帰るときや、明日は忙しいと分かっているのに出勤日ではないときなどでも、「すみません」「本当にごめんなさい」と謝ると逆効果になります。これは入社時から決まっていることなのですから、謝るのではなく「よろしくお願いします」とお願いする表現を用いるべきです。


ここまでパート薬剤師の人間関係を悪くしない対策を紹介してきました。もしも、いくら努力しても状況が改善しないようなら、それは職場自体に何らかの問題があるのかもしれません。そういう場合は、無理して頑張るのではなく、自分に合った職場に転職するのもひとつの方法です。

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<パート薬剤師の悩み、人間関係についてのまとめ>

  • 人手不足の職場は人間関係がギスギスしやすい
  • フルタイム薬剤師が威張っている職場も少なくない
  • 自分の理解者を見つけて相談に乗ってもらうといい
  • 勤務日や勤務時間は早い段階で明確に伝えておこう
  • 感謝の気持ちを表現し、必要以上に気を使わない
  • 努力しても人間関係が改善しないなら転職もあり

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